フリーランスの需要と供給は増加中
フリーランスの仕事とは
正社員として働かずに、自分で仕事の契約をとる働き方のことをフリーランスといいます。つまり個人事業主と同じですね。このフリーランスという働き方は海外では当たり前で、アメリカ国内の労働調査によると、約3割の人がフリーランスで働いているんです。約3割というと、3人に1人がフリーランスになるので本当に多いですよね。日本でも、フリーランスの働き方が知られはじめたので、どんどん増えています。今は日本でも10人に1人がフリーランスとして仕事をしているそうです。
フリーランスが多い職業
フリーランスの人の半分以上を占めているのがデザイン関係の仕事をしている人です。デザイン関係の人が多い理由には、仕事がコンペ、時給制、固定報酬制など様々な契約の仕方ができるからなんです。デザイン関係以外でも、ウェブ関係などもフリーランスの割合が高くて、専門性の高い仕事ほどフリーランスで働く人が多いんです。また、ライティングや作業関連の仕事は、比較的初心者でもできる仕事なので、育児や家事でまとまった時間の仕事ができない主婦や学生、シニアの人が気軽にはじめているそうです。このように、フリーランスとして働くには専門職かつ営業能力や人脈がなければ難しいと思われがちですが、初心者でもできる仕事があるので、10代後半から70代以上の人までフリーランスとして仕事ができるんです。
フリーランスが増えた理由
フリーランスで働く人が増えた理由には、クラウドソーシングやクラウドサービスの広がりがあるんです。例えばクラウドソーシングサイトのクラウドワークスには、すでに約90,000社のクライアントが発注しており、仕事の依頼も総額260億以上と言われているんです。インターネットが普及し、インターネット上でクラウド系のサービスが充実しているから、フリーランスで働く人が増加しているんですね。
また、フリーランスの人のほとんどは、毎日決まった時間に出社し働く正社員と違い、時間を自由に組みあわせて仕事ができます。この自由な働き方もフリーランスの人が増える理由なんです。他にも、正社員として働いていると人間関係などのストレスが必ずありますよね。しかし、フリーランスは自分だけなので、煩わしい人間関係で悩むことがないんです。また、会社で働いていると定年がありますが、フリーランスは技術やスキル、営業力さえあれば年齢関係なく高齢になっても働き続けられるんです。